相場分析_豪ドル円【AUDJPY】三角保ち合いのブレイク待ち

今回は直近の豪ドル円(AUDJPY)の相場解説です。

2020年3月を起点に上昇を続けていますが、それが継続するのかどうか、を分析していきます。

目次

豪ドル円【AUDJPY】三角保ち合いのブレイク待ち

大前提として大局的なテクニカル分析を以前行っていますのでそちらを先に載せておきます。

以前TradingViewに投稿した際、私はチャートと共に下記のように分析しています。

2021年3月20日時点の分析

———————-2021年3月20日投稿より————————–

2020年3月から円安(豪ドル高)になっているオージー円ですが、今回はエリオット波動から分析してみます。

エリオット波動とはインパルスパターン(衝撃波)5波、コレクションパターン(修正波)3波から構成される波動理論のことです。

このうち、
①③⑤(A)(C)が衝撃波で
②④(B)が修正波となります。
以下では

1波を①
2波を②
3波を③
4波を④
A波を(A)
B波を(B)
C波を(C)
と表記することにします。

エリオット波動は非常の奥が深いのでここに全てを記述することは出来ないので
現在の分析を記述することとします。

・波動の特徴として
①はわずかな投資家が先駆けて仕掛けて形成される波動であるため、
②での修正波で大きく戻されるケースが多い。
概ね1波の上昇幅の5、6割を戻すと考えられていいます。

この戻しが大きい場合には①に対する信頼性が低いものとなるが、
反対に戻しが小さい場合(今回のケース)では買いたい投資家が多いことを示しています。
今回の波動では②が小さく③で大きく上昇しています。

・もう一つ重要な特徴として③は①③⑤の中で最も小さいことはない、つまり一番長い可能性が高い、ということです。
そうすると、現在上昇中の相場はまだ伸びる可能性があります①と③が同値であったとしたら91円付近となります。

③に到るまでには大きなレジスタンスライン2本が存在します。

青の2つの水平線上には
2017年から2018年にかけてのサポレジが固まっています。
③へ向かうにしても抵抗があるだろうし、仮に抜けた場合、④で2本のラインのどちらかでサポートを受けて⑤へ向かうというのがシナリオの一つです。

これが絶対という訳でもなく、色んなシナリオが考えられますが
本来なら考慮すべきエリオット波動論を省いて、出来る限りシンプルにして考えてみました。

—————–ここまで——————–

2021年4月26日時点の分析

———————-2021年4月26日投稿より————————–

2021年3月までは分かりやすく動いた通貨ペアが多かったですが4月以降は
明確なトレンドがない通貨ペアが多くなっています。

しかし、
今後が楽しみで、注目している通貨ペアがあります。
それが豪ドル円です。

現在は2020年3月を安値として上昇
そして2020年6月からの保ち合い→2020年9月からのチャネルダウンを経て再度上昇。
2021年3月から三角保ち合い入りしています。

通常三角保ち合いはトレンド方向へ継続する可能性が高いので、
上抜けを待ちたいところです。

—————–ここまで——————–

まとめ

現時点の相場は
3月20日に投稿した分析の青レジスタンスライン(84.195円)付近にあります。

よって、
三角保ち合いを上抜けした際には
もう一つの青レジスタンスである89.246円まで上昇トレンドが継続する可能性があると分析しています。

本日は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。それでは!

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この記事を書いた人

なおきといいます。
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe®︎)| 資産運用歴24年の経験を活かしてFXを中心に分かりやすく解説していきます!

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